偏差値70突破するかも?知らなきゃ損する高効率学習のノウハウ

【レシピ】簡単明快!自分だけの宝物になってしまうノート術とは

ノートは学習する上での大きな武器アイテムです。ノートがなくては思考にならないのだと考えて頂いても良いくらいです。ダンジョンでダガーを持たないようなものなのです。あまりにも基本的なアイテムであるノート。それでも世にはノート術が溢れているのには理由があります。それはノートを取っても使えないからに他ならないのです。使えないアイテムなら不要なのですが、それでもノートを持てば安心できるということでしょうか。

どのようなノートを買えばいいのか、どのようにノートを書けば良いのかということに様々な意見が集中しています。中学時代の友人を思い出します。彼は極めて丁寧にノートを作る性格でした。一文字描くのに1分かけることもしばしばだったように思います。当然、見た目にも丁寧に書かれており整然としていました。残念なことには彼の成績はまったくふるわず、希望する高校に進学することができませんでした。

ノートを作る形式は守るべきです。しかし、形式はできるだけシンプルで簡単なルールでできている必要があります。例えば学校で使用するB5ノートだとすれば、科目、単元、そして項目毎にノート1ページが割り当てられるべきです。そしてそれぞれのページには、項目のタイトル、そして日付、内容が書かれてあり、忘れてはいけないのが情報源です。情報源は学校であれば、先生の名前、教科書のページということになるでしょう。

この4つの要素がフォーマットのルールのすべてなのです。このルールに従って作成されたノートは何年経っても見直して利用することができます。そして肝腎な要素は、ノートの内容なのです。成績が伸び悩んでいる生徒たちのノートは2つのタイプに分かれていました。一つタイプは、ノートになっていません。落書きと関係ないことで埋め尽くされていました。

もう一つのタイプは教科書の丸写しです。このタイプのノートを作っていた生徒は大変真面目な性格で家庭での手伝いを良くこなし、優良な生徒だったのですが、教科書を丸写しするというノートは決して効率的ではなく、従って成績が伸び悩むことになっていたのです。これらタイプは異なっていますが、ポイントは共通しています。それは何をノートに書けばいいのかがわからないということでしょう。

ノート1ページには、学習している内容の項目が対応する必要があります。そしてその内容は記憶の単位になっているベキなのです。これが学習ノートのマスト要件です。落書きは、ノートの印象を強めてくれますので助けになりますが、必須要件ではありません。歴史のノートであれば、一つの時代、一つの事件が記憶の単位を作るはずです。ノートを作るという作業は、記憶の単位を作る作業だったのです。

このようにして記憶の単位を意識して作られた学習ノートは、一生使う事ができます。学校を卒業してもテレビで知識を参照したいことがあります。その時にはノートを探し出して、記憶の内容を確認できるのです。落書きがあればその時の情景すら一緒によみがえるでしょう。このノートを作る習慣を持つことは当然、社会人として職場でも活用することができますし、日常生活のさまざまな部分で活用することができるのです。

このような構想をノートに持つことで、学校から会社まで一貫したノートを作成していくことができるでしょう。ですから、ノートはできるだけ頑丈な体裁のものを選ぶことになります。ノート単位を意識すれば、差し替えることが可能なノートが便利だということになるでしょう。学校によっては使用するノートが制限される場合もあるようですが、ノートの作り方は採用することが望ましいですね。