【コツ】方向音痴でも大丈夫。迷子にならないためのゴール設定!

システム開発のリーダをしていた頃、チーム全体で新しいコンピュータ言語をマスターする必要に迫られた事があります。所属会社は全体として品質向上を押し進めていましたので、その関係から部下たちには毎日の達成目標を立てる事を指示してありました。週に1回のチーム会議で彼ら部下たちの目標を確認したときのことです。その一人の目標は、「言語をマスターすること」になっていたのです。

目標(ゴール)を設定していなければ、達成する事はできません。ゴール設定をして達成するという流れは、意思することで自分の行動をコントロールするという意味を形成します。何かを達成しようと決意したなら、その目標を達成するために、何かの行動を起こすことになります。そしてその行動によって得られた成果の集積として目標を達成することになるはずなのです。

目標を設定していなくても、何かを手に入れることができる場合もあります。誰かに与えられたときですね。そのようにして与えられたものは、自分の目標を達成するために役立つかどうかわかりません。さらに目標を立てていなければ、与えられたものからできる行動だけを選択していくことになります。このような行動によって達成される成果は一体何なのでしょうか。事前に予測することはまったくできなくなります。

目標設定と具体的な行動との組み合わせは無秩序ではあり得ないのです。目標を達成することに有益であると考えられる行動を選択しなければならないはずです。しかし、これがなかなか上手にできる人に出会うことは稀なのかも知れません。理由は明らかです。目標設定にあまり価値を見いだせていないからでしょう。しかし、目標設定の能力は、学習でも仕事でも応用可能な汎用性の高いツールとして一生使うことができるのです。

目標設定の失敗には、内容の失敗を挙げる事ができます。目標設定として「…をマスターする」などという宣言をしても、達成することは不可能に近いでしょう。それは目標の内容がある状態を意味しているからです。英語をマスターするということは、何かができることを意味しているのではありません。マスターしている状態を意味しているのです。望む状態は既に報酬であって、具体的な行動に分解する必要があるのです。

行動の目標が必要なのです。最終目標として状態が挙げられたとしても、日々の行動を決定するだけの具体性を持っていないからです。目標設定は最終目標と、ゴールへと向かう日々の目標設定、行動目標が必要だということになります。最終目標を達成するために有益である行動から、現在の自分が実行可能な行動を選ぶことで日々の行動目標を組み立てることができるのです。

目標設定はですから、最終目標、日々必要になる行動目標とからできています。そして毎日達成可能な行動目標を設定することが大切なのです。達成し続けることが目標設定の力なのです。ですから達成不可能な目標を立ててはいけませんね。逆に達成できて当然の目標も目標になることはありません。目標は挑戦的であることが原動力になってくれるからです。

英語の成績を上げる、という最終目標を立てたとします。すると日々の行動目標は「英語の成績を上げる」ことに役立つ、具体的な行動を目標に立てることになるのです。今まで何もできていなかったとすれば、例えば、英単語を3個覚える、程度から始めることが有益です。毎日目標を一つずつ増やして自分の記憶力のギリギリのところを探す事から始めなければ継続が難しいことになります。

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