【よいこの記憶術】使いこなせる記憶力ならこうして身に付けよう

東京大学に通う友人たちに話を聞けば、彼らは大変記憶力に自信を持っているようです。一日中時間をかけてよいのであれば、2000個程度の単純記憶が可能であるといいます。しかし、そんな彼らでも継続的に記憶をしていくなどの安定的な記憶を作るためともなれば、1日に100個程度が限界とも言っています。1日100個程度の記憶は羨ましいですか?

記憶能力が高ければ、学習は大幅に効率化するでしょう。ですから世の中には記憶術と名がつく様々な商品が出回っているのです。科学的記憶術、連想記憶術、語源記憶術…。誰しも思いはあるのですが、どれも人それぞれという結果になってしまうようです。あるものは単に覚えなければならない項目が増えただけというものさえあり、どれも複雑すぎるのではないでしょうか。記憶術を記憶しなければならないという矛盾があるのです。

本格的な記憶術は原理の習得と、技術の習熟が必要なのです。それら本格的な記憶術は長らく研究され、天才たちによって発展させられてきた経緯を持ちます。しかし、冷静になって考えてみれば天才ができることを私たちは同じようにできるはずがないのではないですか?この考え方を押し進めると記憶術はカスタムメイドでなければならないのだという極論まで説得力を持つことになります。

科学者にとっても記憶力のメカニズムは魅力ある研究分野です。記憶を分解すると、銘記、保持そして再現という3つの要素に分解できるそうです。それぞれの作業は独立しており、どれだけ銘記しても保持ができるわけではなく、銘記と再現とは別のことだというのが結論のようです。つまりいくら覚えるという行為を繰り返しても試験の答えを思い出せないという理由がこれで説明できます。

取り敢えずその場で記憶することから記憶は始まります。これは電話をする時に似ています。電話番号を一桁ずつ見ながらボタンを押すことはしません。いくつかを一まとまりにして、その単位でボタンを押します。この時、一塊の数字が短期記憶に入っていることになります。その単位は多くても少なくても6つから8つまでということが人間のスタンダードになっています。

電話をかける時に使う短期記憶は定着することはあまりありません。電話をかけ終えると忘れてしまうものです。これが短期記憶です。このような短期記憶を保持できる能力を養う必要があります。つまり短期記憶した内容を長期記憶に入れることですね。そして時間をあけてその記憶を再現する能力が必要になるのです。これら一連の作業をしかし、特別な訓練なしにできるようになりたい。というのが【よいこの記憶術】の動機なのです。

人間には覚えやすいことと覚えにくいこととがあります。この傾向は全ての人に共通しています。そして他にも人間には共通した傾向が見られるのです。これら人間の特徴を活用した記憶術であれば、だれでもすぐに実践することができるはずであり、記憶力の向上する役に立つのではないでしょうか。できれば、記憶術を使用して記憶をすることでさらに記憶能力が高まるような方法が望ましいでしょう。

このような【よいこの記憶術】。あればすぐに効果が上がるに違いないですね。しかし、そんな都合の良いものがあるはずがないという声が聞こえてきそうです。あるんです。実はあります。家庭教師として生徒に教えるとき、覚える項目だけではなく記憶術を伝授した経験から、ほとんどの人に有効だろうと思われる記憶術ができました。その記憶術を使う為に必要なのは、できるだけ沢山の種類のマンガを読むことだけ。

マンガを読むことで、できるだけ豊かなビジュアル・イメージを獲得してください。これが基本。